Photographer: Mark Elias/Bloomberg

トランプ大統領のインフラ計画、政府支出不十分と民主党が早くも批判

  • シューマー氏ら上院民主党は1兆ドルの政府支出を求めている
  • 大統領は10年間で2000億ドル以上の政府支出を呼び水にする計画

米民主党指導者らはトランプ大統領のインフラ計画に公表前から疑問を抱いており、トランプ政権の取り組みが超党派の支持を得られるかどうか疑わしくなっている。

  トランプ大統領は以前から、自身のインフラ改修計画は民主党の支持を得られると自画自賛。30日の一般教書演説で民主党にアピールする意向だ。10年間で少なくとも2000億ドル(約21兆8000億円)の連邦政府資金を呼び水に州や地方自治体、民間部門に最大1兆6000億ドルの支出を促す計画を提案する。

  しかし民主党は、この連邦政府資金額では不十分だと指摘する。シュ-マー院内総務ら上院民主党は1兆ドルの政府支出を求めている。米国土木学会によれば、道路や港湾、空港から公共交通機関、上水道まで全てを改善するには2025年までに2兆ドル強の追加資金が必要になるとの試算を発表している。

  下院運輸経済基盤委員会のディファジオ民主党筆頭理事は今月9日のインタビューで、トランプ政権のインフラ計画について、「中身がない」と評した上で、「インフラ再建のために多大な措置を講じるふりをする言葉やイデオロギーの羅列だけでなく、実際の投資が必要だ」と指摘した。

原題:Trump’s Infrastructure Plan Hits Early Roadblock Over Funding(抜粋)

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