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米下院情報委、FBIのロシア疑惑捜査偏向を指摘する文書公表を計画

  • この文書は情報委の共和党スタッフが作成した
  • 情報委は文書公表の承認をホワイトハウスに求めると決めた
スティーブ・バノン氏

スティーブ・バノン氏

Photographer: Mark Wilson/Getty Images
スティーブ・バノン氏
Photographer: Mark Wilson/Getty Images

米下院情報特別委員会は29日、トランプ大統領側近に対するロシア疑惑捜査が偏向しており、対情報活動を悪用していると主張する同委共和党スタッフの機密文書の公表について、ホワイトハウスの承認を求めることを決めた。

  情報特別委の民主党筆頭理事であるアダム・シフ議員は、共和党が多数を占める同委での採決は共和、民主メンバーとも党の方針通りに投票し、同文書の公表を目指すことに決まったと説明した。共和党文書に対抗する民主党の文書の公表を巡っても採決が行われたが、共和党の反対で否決された。

  シフ議員は、「これはホワイトハウスの守りを固めるとともに、捜査を阻止しようとする取り組みだ」と指摘した。
  
  同委の共和党メンバーで、ロシア疑惑捜査を率いるコナウェイ議員は、共和党スタッフの文書公表が国家安全保障を脅かさないと確信しているかと問われ、確信していると答えた。また民主党の文書も後に公表される可能性があると述べた。

  シフ議員は同委メンバーの過半数が米司法省と連邦捜査局(FBI)に対する調査開始にも賛成票を投じたと語った。また、ロシアによる大統領選介入疑惑の捜査は続くとも述べた。

  コナウェイ、シフ両議員はトランプ大統領の首席戦略官だったスティーブ・バノン氏が31日、非公開で同委に証言する見込みだとした。

  共和党スタッフの文書は機密情報に基づいているため、公表にはホワイトハウスの承認が必要。トランプ政権は国家安全保障が脅かされないかどうか、5日以内に判断する。同政権が公表に反対した場合でも、下院本会議が非公開採決を行い、可決されれば公表が可能となる。

原題:House Panel Votes to Release Memo Alleging FBI Anti-Trump Abuses(抜粋)

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