米メットライフ、会計問題発覚で年金準備金を積み増し-決算発表延期

  • SECやニューヨークなどの州当局の調査に対応中
  • 17年通期利益は最大1.95億ドル押し下げへ-株価は一時9.9%安
Signage is displayed on the MetLife Building in New York, U.S., on Tuesday, Oct. 31, 2017. MetLife Inc. is scheduled to release earnings figures on November 1. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米保険会社メットライフは会計報告上の「重大な弱点」が発覚し、一部年金顧客への支払いのための準備金が不十分だったと判断して規制当局に報告した。株価はこのニュースを受けて一時9.9%下落した。

  メットライフは29日の発表文で、2017年通期純利益が1億6500万-1億9500万ドル(約180億-210億円)押し下げられる見込みだと説明。米証券取引委員会(SEC)やニューヨークなどの州規制当局からの調査に対応していることを明らかにした。

  同社は団体年金保険契約者と年金基金受益者の一部の追跡ができていなかったことを12月に公表した後、業務手順の見直しを進めていると説明。準備金は税引き前で5億2500万-5億7500万ドルを積み増す見込みで、今週予定していた昨年10-12月(第4四半期)の決算発表を2月13日に延期し、電話会議を翌日に行う。

  29日の米株式市場時間外取引で、同社株は一時49.02ドルに下落した。通常取引終値は54.40ドルだった。

原題:MetLife Finds Accounting Issue, Boosts Pension, Annuity Reserves(抜粋)

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