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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

【NY外為】ドルが反発、利回り上昇で買い-一般教書演説控え

A 2017 50 subject uncut sheet of $1 dollar notes 
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

29日のニューヨーク外国為替市場ではドルが反発。トランプ米大統領による一般教書演説を30日に控えて買いが入った。北米自由貿易協定(NAFTA)協議の第6回会合が終了したものの、あまり材料視されなかった。

  米国債が売られ、10年債利回りが2014年以降で初めて2.70%を突破したため、ブルームバーグのドル指数は一時0.5%上昇する場面もあった。

  米個人所得と個人消費支出(PCE)はほぼ予想通りの伸びにとどまった。PCE価格指数は前年同月比1.7%上昇と前月の1.8%上昇から鈍化し、30-31日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合を前に当局が直面する課題をあらためて浮き彫りにした。

  ニューヨーク時間午後4時55分現在、ドルは対円で前営業日比0.4%高の1ドル=108円96銭。対ユーロでは0.4%上げて1ユーロ=1.2382ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇した。

  ドルはポンドやスイス・フラン、メキシコ・ペソに対しても上昇した。トレーダーによると、前週まで7週連続で下げていたドルのセンチメントは依然として弱く、大きな戻り局面を待ってドルを売りたい意欲がなお強い。

  トランプ大統領はインフラ投資や移民問題というアジェンダを推進するため、演説では民主・共和両党の合意の必要性を強調するとみられている。31日にはFOMC声明が発表される。同日は月末に当たり、ポートフォリオのリバランスに絡んだフローも入りやすい。雇用統計は2月2日に発表される予定。

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  ドルは対円で、109円ちょうどから109円10銭近辺に控えていたドル売りをこなし、一時は109円20銭まで上昇した。

欧州時間の取引

  米国債利回りの上昇を背景に、ドルは主要10通貨全てに対して上げる展開となった。

(第5段落以降を追加し、更新します)

原題:Dollar Gains Fade as Nafta Round Ends; Trump Speech, Fed Await(抜粋)
Dollar Rises as Higher Treasury Yields Spur Buying Ahead of Fed

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