米財務省:1-3月の純借入必要額は4410億ドル-見通し下方修正

更新日時
  • 4-6月の純借入必要額は1760億ドル-財務省
  • 昨年10-12月の借入額実績は見通しを約70億ドル上回った

米財務省は29日、1-3月(第1四半期)の純借入必要額が従来の予想を下回ることを明らかにした。

  同省によると、1-3月の純借入必要額は4410億ドル(約48兆円)の見通しで、3カ月前の予想より710億ドル少ない。3月末の現金残高は2100億ドルと想定している。4-6月(第2四半期)の純借入必要額は1760億ドル、6月末の現金残高は3600億ドルの見通し。

  同省によれば、昨年10-12月(第4四半期)の借入額実績は2820億ドルで、見通しを約70億ドル上回った。12月末の現金残高は2290億ドル。

  税制改革法成立により今年の財政赤字拡大が見込まれることから、借入必要額は増加する見通しだ。財務省は米金融当局が米国債保有を徐々に減らし続ける中で、米国債発行を増やす必要があるとの見通しを示してきた。

  ジェフリーズのシニアエコノミスト、トーマス・サイモンズ氏は電話インタビューで、「財政赤字拡大のため、国債入札は増えるだろう」と指摘した。

  短期的には、財務省は連邦債務の法定上限を引き上げる議会の動きを注視している。議会は昨年9月、12月8日まで法定上限適用を停止したが、同日に同措置は失効した。

  財務省はデフォルト(債務不履行)回避のため特別措置を活用しているが、ムニューシン財務長官は議会に対し、2月28日までに上限を引き上げるよう求めている。

原題:U.S. Trims Borrowing Needs This Quarter as Debt-Limit Looms (1)(抜粋)

(4段落目以降に背景などを追加して更新します.)
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