フランスから日本へ:影響認識せよ、英国のEU内での存在は終わり

  • ルドリアン外相が東京での講演後、質問に回答
  • フランスは日系企業に最大限の歓迎示すと表明

英国が欧州連合(EU)加盟国である状態は終わり、日系企業はその影響を認識すべきだと、フランスのルドリアン外相が呼び掛けた。

  ルドリアン外相は実業界幹部と会談した日本滞在の最終日となる29日、英国のEU離脱に関する質問に東京都内で答え、「メッセージは明確だ。まず第一に、英国のEU内での存在は終わった。日本の企業はその影響を認識しなくてはならない」と述べた。

  この「離婚」は協議中で英国は敵にはならないとしつつ、EUとの関係を規定する規則は英国にとって従来ほど有利なものにはならないだろうと指摘。「英国が特別扱いを受けることはない」と続けた。

  ルドリアン外相は27日に河野太郎外相と会談した際、フランスは最大限の歓迎を日系企業に示したいと話していた。鶴岡公二駐英大使が昨年、英産業連盟(CBI)に述べたところによると、英国には約1000社の日系企業が進出。合計16万人前後を雇用しており、累計投資額はおよそ600億ポンド(約9兆2000億円)に上る。

原題:French Message to Japan Inc.: U.K. Presence in EU Is Finished(抜粋)

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