ウィン・マカオ株が下落-米親会社会長のセクハラ疑惑を嫌気

  • 香港上場のウィン・マカオは米親会社の収入の大半を稼ぐ
  • モルガンSとユニオン・ゲーミングが同社株の投資判断引き下げ

29日の香港株式市場で、マカオのカジノ運営会社ウィン・マカオの株価が約1カ月ぶりの大幅安。米親会社ウィン・リゾーツのスティーブ・ウィン会長の女性従業員に対するセクハラ疑惑が嫌気された。

  ウィン・マカオ株は一時6.5%安。同社は親会社ウィン・リゾーツの収入の大半を稼ぐ。26日の米株式市場でウィン・リゾーツは10%安と、1年1カ月ぶりの大きな下げとなっていた。

  モルガン・スタンレーとユニオン・ゲーミング・グループは29日、ウィン・マカオ株の投資判断を引き下げた。ウィン氏が同氏のリゾートでネイリストを務めていた女性に性的関係を迫ったなどと米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じていた。同氏は疑惑を否定している。

   ウィン・マカオ株への長期的な影響は抑えられる見通しだと、キングストン・セキュリティーズの調査担当エグゼクティブディレクター、ディッキー・ウォン氏は指摘する。同氏は「同社の全般的な事業は良好な軌道に乗っている」と述べ、「ウィンのスキャンダルは個人に関するものであり、業界全体への影響は限定的となるはずだ」と分析した。

スティーブ・ウィン氏は女性従業員に対するセクハラ疑惑を否定した

(出所:Bloomberg)

原題:Wynn Macau Shares Drop After U.S. Rout on Harassment Allegations(抜粋)

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