チェコ大統領選:現職ゼマン氏が決選投票で勝利-EU懐疑派に勢いも

  • ゼマン大統領、ロシアのプーチン大統領との関係はEU首脳で屈指
  • ユーロ懐疑論者とロシア、中国寄りの政治にとって勝利-アナリスト

チェコで26、27両日実施された大統領選の決選投票で、現職のミロシュ・ゼマン大統領が再選を果たした。ロシアのプーチン大統領の盟友でもあるゼマン大統領は、イスラム系移民を保護すれば欧州連合(EU)での立場を巡り分裂するチェコにテロリズムを持ち込むことになると有権者に警告していた。

  EUや北大西洋条約機構(NATO)との関係強化を訴え出馬した学術界出身のイジ-・ドラホシュ氏は、決選投票で競り負けた。ゼマン大統領(73)は再選により、難民受け入れやEUとの統合進化に同じく反対するバビシュ首相との連携を持続させることになる。

  テネオ・インテリジェンスのアナリスト、オティリア・ダンド氏は電話インタビューで、「ゼマン大統領の再選がユーロ懐疑論者とロシア、中国寄りの政治にとって勝利と解釈されることはほぼ避けられない」と指摘した。

決選投票前の討論会に参加したゼマン大統領

写真家:Michal Cizek / AFP via Getty Images

原題:Czech President Wins Second Term in Boon to Euroskeptic Forces(抜粋)

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