米国株が上昇、好決算銘柄が主導-国債は下げ

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Monitors display stock market information on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE)

New York, U.S., on Monday, Jan. 8, 2018.

26日の米株式相場は上昇し、主要3株価指数が過去最高値を更新した。米インテルの決算を受けて半導体株に買いが入ったほか、バイオテク銘柄も決算を手掛かりに大幅上昇した。米国債相場は下落。10年債利回りはここ3年余りで最高の水準に近づいた。

  • 米国株は上昇、主要3株価指数が最高値更新-半導体、製薬が高い
  • 米国債は大幅下落、10年債利回りは一時2.67%台に
  • NY原油は反発、ドル安が需要後押し
  • NY金スポットは上昇、プラチナは週間で7週連続高

  S&P500種株価指数は今週2%余り上昇し、4週連続のプラス。米アッヴィの2018年利益予想引き上げを手掛かりとした製薬株の上昇が寄与した。

  S&P500種株価指数は前日比1.2%上げて2872.87、ダウ工業株30種平均は223.92ドル(0.9%)高の26616.71ドル。ナスダック総合指数は1.3%高の7505.77。ニューヨーク時間午後4時50分現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.66%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。2014年12月以来の高値となった。週間ベースでは今月に入って3度目の上昇。ドルの価値低下に伴い、ドル建て商品の需要が強まった。原油在庫が既に縮小しつつあることも追い風。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比63セント(1%)高の1バレル=66.14ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は10セント上げて70.52ドル。

  ニューヨーク金相場は上昇。工業用需要の増加を背景に、プラチナは週間で7週連続上昇と、過去4年余りで最長の連続高となった。ニューヨーク時間午後1時40分現在、プラチナスポット相場は前日比0.1%高の1オンス=1014.79ドル。金スポットは0.3%上げて1352.59ドル。

  アリアンツ・グローバル・インベスターズの米国投資担当ストラテジスト、モナ・マハジャン氏は電話取材に対し、「株式は現在、珍しい状況にある。力強い3要素があるようだ。経済に強さがあり、決算の強さもある。そして利回りは、一時よりは上昇したが、弱気相場入りした場合のような3%超の水準にはない」と指摘した。

  S&P500種の業種別11指数は全て上昇し、ヘルスケアが値上がり率1位となった。

  朝方発表された2017年10-12月(第4四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は貿易赤字の拡大が響き、市場予想を下回る前期比年率2.6%の伸びにとどまった。これを受けて米国債はいったん下げ幅を縮小したが、月末特有の資金フローを受けて中期ゾーンを中心に下げ幅を再度拡大。10年債利回りは一時、2.67%まで上昇した。

原題:Stocks Rise on Earnings as Dollar, Treasuries Fall: Markets Wrap(抜粋)
USTs Bear Flatten; Scurry for Downside Protection at 2.67% 10Y(抜粋)
Treasuries Drift Lower, Flatter, Despite Steepener Interest(抜粋)
Oil Advances as Cheap Dollar Stokes Demand for Tightening Supply(抜粋)
Platinum Set for 7th Week of Gains as Industrial Demand Rebounds(抜粋)

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