中国:銀行と保険の監督当局統合を検討-関係者

更新日時
  • 3月5日の全人代開幕後に発表される可能性
  • 銀監会と保監会の統合案は協議中、変更される公算も

中国は銀行と保険の監督当局の統合を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。中国当局は経済に潜む金融リスクに対処する取り組みを進めており、連携の改善を図る。

  公に話す権限がないとして匿名を条件に話した関係者によると、習近平総書記(国家主席)が主導する党中央財経領導小組の指揮の下、政府の各機関が銀行業監督管理委員会(銀監会)と保険監督管理委員会(保監会)を統合させ、責任者を1人とする草案を策定している。

  銀監会と保監会、国務院にファクスでコメントを求めたが、今のところ返信はない。

  習氏は総書記として2期目に入り、最優先事項の一つとしてレバレッジ削減を掲げている。今回の当局再編の可能性は、中国指導部がこうした取り組みを効率化する思惑を示している。

  銀監会と保監会の統合案は協議中であり、まだ変更される可能性がある。関係者のうち2人によれば、この計画は3月5日の全国人民代表大会(全人代)開幕後に発表される公算がある。他に議論されている案には、中国人民銀行(中央銀行)と証券監督管理委員会(証監会)を含めた横断的な監督当局の設置や、人民銀に銀監会と保監会、証監会よりも大きな権限を持たせる案などがある。

原題:China Is Said to Consider Merger of Banking, Insurance Watchdogs(抜粋)

(第4段落以降を追加し更新します.)
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