中国経済、1月も昨年の勢いを一部保つ-発表早い民間指標が示唆

  • セールス担当者景況感指数は1月に52.5と6カ月ぶりの高水準
  • スタンダードチャータードの中小企業景況感指数は2カ月連続で鈍化

2017年の通年ベースの成長率が、10年以来で初めて加速に転じた中国経済は、今年もその勢いを一部保っているようだ。いち早く発表される民間経済指標で示された。

  ロンドンを拠点とする調査会社ワールド・エコノミクスがまとめたセールス担当者景況感指数は1月の数字が52.5と6カ月ぶりの高水準。前月は52.1だった。50を上回ると活動拡大を示す。

  同社のエド・ジョーンズ最高経営責任者(CEO)はリポートで、「中国当局が工業中心から消費者主導の経済に転換するという長期的な課題に取り組み続ける中で、18年が堅調なスタートを切ったことは良いニュースだ」と指摘した。

  商業衛星の画像を使って数千に上る工業施設の動向をモニターしている米スペースノウによれば、1月の中国サテライト製造業指数は51.8と、昨年12月の50.8から持ち直した。

  一方、英スタンダードチャータードが公表した1月の中小企業景況感指数は53.8と、2カ月連続で鈍化した。前月は55.3。

  ドイツの欧州経済研究センターと復旦大学(上海)の合同プロジェクト、チャイナ・エコノミック・パネル(CEP)が発表した今後1年の期待指数は前月のマイナス10.7からプラス1.1に改善された。

  1月のS&Pグローバル・プラッツ・チャイナ・スチール・センチメント指数は100ポイント評価で21.95。昨年12月の32.82から低下し、16年6月以来の低水準となった。鉄鋼メーカーなど中国を拠点とする75-90の市場参加者を対象とする調査が基になっている。

原題:Earliest China Economic Data Signal Brighter January Outlook (1)(抜粋)

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