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ECB一部当局者、政策ガイダンス変更を6月まで先送り望む-関係者

  • 他の当局者は3月から文言の微調整を開始したい意向
  • フォワードガイダンスの調整に関する決定は行われていない

欧州中央銀行(ECB)が危機時の景気刺激策の終了を示唆し始める時期を検討する中、一部当局者は文言の大幅変更を6月まで遅らせたい意向だ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  政策委員会メンバーの一部は3月8日の次回会合で政策に関する文言の微調整を開始し、債券購入プログラム縮小への道筋をつけたいと考えているが、他のメンバーはインフレ率が上向くさらなる証拠を集めたいとしている。決定は下されていないという。関係者は議論が非公開だとして匿名を条件に話した。

  ECBの現在のガイダンスは、量的緩和の見通しと、インフレ率の2%への持続的回復の進展をリンクさせている。緩和策維持からの方針転換を6月まで先送りすれば、3月か4月の会合での動きを予想するエコノミストや投資家にはサプライズとなる。当局は緩やかなアプローチが必要との認識で一致しているものの、この非公式の議論は当局がどう進めるか依然として迷っていることを示唆している。

  ECBの広報担当者はコメントを控えた。

The ECB's Threefold Guidance

原題:Some ECB Officials Are Said to Prefer June for Next Policy Shift(抜粋)

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