米司法省:FBI捜査官のトランプ批判メールを復元-新たな火種に

  • ホロウィッツ監察官が共和党議員2人にメールで報告
  • 大統領は16年大統領選中のFBIの2人のメールを入手していた

米司法省のホロウィッツ監察官は連邦捜査局(FBI)当局者2人がトランプ氏を強く批判する電子メールをやり取りしていた問題で、失われたとされていたメールの復元に成功したことを明らかにした。大統領選へのロシアの介入疑惑捜査を巡る議論の新たな火種になりそうだ。

  ホロウィッツ監察官は共和党上院議員2人に宛てた24日の書簡で、2016年12月から17年5月の間にFBIのピーター・ストロザック、リサ・ページ両氏が交わしたメールについて、犯罪科学ツールで復元されたと報告。司法省は当初、FBIが支給したモバイル機器で技術上の不具合によって大量の電子メールが失われており、問題のメールもその一部だと説明していた。

  ホロウィッツ監察官はジョンソン国土安全保障・政府活動委員長とグラスリー司法委員長に宛てた書簡で、「さらなるメール復元の取り組みが続いている。われわれは司法省トップが適切と考える行動を取れるよう、これらの機器から復元したメールの写しを同省に提出する」と述べた。

  トランプ大統領や大統領と親しい共和党議員はFBIの2人が16年の大統領選中に交わしたメールを入手。ロシアの介入およびトランプ氏側近との共謀の疑惑への捜査は偽りに基づいて始まり、政治的偏向を反映していると主張している。

  これらのメールのうち、よく引用されるメールの文言は、トランプ氏が選挙に勝つことは「あり得ない」が、「われわれはその危険を冒せない」というものだった。モラー特別検察官はこのメールを把握した後、ストロザック氏を自分のロシア疑惑捜査チームから外した。

原題:Anti-Trump FBI Agents’ Missing Texts Found by Inspector General(抜粋)

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