【NY外為】ドル上げに転じる-米大統領「強いドル」支持発言で

更新日時
  • 「最終的に私は強いドルを望んでいる」-トランプ大統領
  • 24日には米財務長官の発言を受けてドルは大きく下げていた

A 50 subject one dollar note

Photographer: Andrew Harrer

25日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。一時は大きく下げていたが反転し、今月に入り最大の上げとなった。トランプ米大統領が最終的には「強い」ドルを望んでいると発言したことに反応した。ドルは前日、ムニューシン米財務長官の発言を受けて大きく下落していた。

  トランプ大統領はこの日、米経済専門局CNBCに対し、ドル安は貿易にとって好ましいとするムニューシン米財務長官の24日の発言は文脈から外れて解釈されたと述べた。トランプ氏の発言前、ドル指数は一時0.8%安まで下げていた。

  ニューヨーク時間午後4時35分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%高。一時0.4%高となった。ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.2406ドル。ドルは対円で0.2%上昇の1ドル=109円38銭。

  トランプ大統領はCNBCで「ドルはますます強くなるだろう、最終的に私は強いドルを望んでいる」と発言した。大統領は26日にスイス・ダボスでの世界経済フォーラム(WEF)で演説する予定。

  トランプ大統領の発言を受けて、ニューヨーク時間の午後にドルは主要10通貨の大半に対して下げを埋めた。

欧州時間の取引

  欧州時間には、欧州中央銀行(ECB)の政策決定を控えた状況ではユーロが1ユーロ=1.24ドル付近で小動きとなっていた。政策決定発表後は、ドラギ総裁が記者会見で最近のユーロの強さにほとんど懸念を示さなかったことからユーロは急伸した。一方でドルは、前日のムニューシン長官の発言が引き続き重しとなり軟調な展開だった。

原題:Greenback Rebounds After Trump Backs a ‘Strong Dollar’(抜粋)
Euro Surges After ECB, Franc Climbs and Dollar Extends Slide
Euro Consolidates Before ECB as Mnuchin Affirms Dollar Stance

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE