ゴールドマンCEO、債券チーム現状維持と示唆-FICCは「宝石」

  • 債券事業は「適切な人材が運営している」-ダボスで語る
  • 昨年10-12月の債券トレーディング収入は前年同期比50%減

Lloyd Blankfein, chairman and chief executive officer of Goldman Sachs Group Inc.

Photographer: Simon Dawson/Bloomber
Photographer: Simon Dawson/Bloomber

ゴールドマン・サックス・グループロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は25日、債券チームの人事刷新を検討していないことを示唆した。同部門は10年余りで最悪の業績に落ち込んだ。

  ブランクファインCEOはスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラム(WEF)でブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、債券事業について「適切な人材が運営している」と述べた。 「人々はゴールドマンについていろいろなことを言っているが、人材が不足しているという話は聞いたことがない」と語った。

ゴールドマンのロイド・ブランクファインCEOがダボスで語る

ブルームバーグ:日中のアメリカ

  ゴールドマンは昨年11月に、ジム・エスポジト、ジャスティン・メリック両氏を債券部門に新たに設けた最高執行責任者(COO)のポストに昇進させた。同部門の2017年業績は低迷し、ゴールドマンの戦略に疑問符が付いた。10-12月(第4四半期)の債券トレーディング収入は前年同期比で50%減り金融危機以来の最悪だった。

  ブランクファインCEOは、債券事業を「もっとうまく実行することができた」としながらも、競合他社も低ボラティリティーに苦しむ環境を例に引いて自社戦略を擁護。「当社のFICC事業と商品事業は宝石だ」と述べた。FICCは債券・通貨・商品を指す。

  ブランクファインCEOはまた、米税制改革が銀行の収益性を高めるとし、株主資本利益率(ROE)15%の達成は「十分に可能だ」と述べた。ただ、ウォール街が金融危機前のROE30%を回復することはないだろうとして、当局が自己資本比率要件を高めたことがリターンを低下させたと指摘した。  

原題:Blankfein Signals Goldman Fixed-Income Team to Stay in Place (1)(抜粋)

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