サウジアラムコの18年IPO実施に暗雲か-政府は「適切な時期」検証

  • 市場の準備が整っているかどうか確認必要-ハリファ・エネルギー相
  • IPOが19年に延期される可能性について同相は回答控える

サウジアラビアのハリファ・エネルギー産業鉱物資源相は24日、国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)が「適切な時期」に行われるだろうと述べ、年内上場の当初計画が揺らいでいることを初めて露呈させた。

  世界経済フォーラム(WEF)が年次総会を開催しているスイスのダボスで記者団からIPO計画の遅れを意味するかと問われ、同相は「2018年が適切な時期であろうことを望んでいるが、最終的には市場の準備が整っているかどうかを確認しなければならない」と答えた。

  「われわれの上場準備は整っているが、市場の準備が整っていることを確認する必要がある。適切な時期を検証する」とも語った。
    

サウジアラムコのCEO、「われわれはIPOの準備が整っている」

(出所:Bloomberg)

  アラムコのIPO計画についてサウジ政府はこれまで、18年後半の実施に向けて「順調でスケジュール通り」とはっきり表明してきた。IPOは19年に延期される可能性があるのかとの質問に対し、同相は回答を控えた。
             
原題:Aramco’s 2018 IPO Schedule Wavers as Saudis Assess Markets (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE