中国人民銀の周総裁、国政助言機関の名簿から外れる-近く退任か

  • 政協の全国委員会委員の新名簿に周小川氏の名前見当たらず
  • 周氏は1月29日で70歳-歴代で最も長く人民銀総裁の座にある

中国の国政助言機関である人民政治協商会議(政協)の新たな名簿に中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁の名前がないことが分かった。就任から15年と、歴代で最も長く人民銀総裁の座にある周氏の退任時期が迫っている可能性を示唆するこれまでで最も強いシグナルだ。

  国営の新華社通信によれば、周氏は政協の第13回全国委員会委員に再任されなかった。同氏は2013年以降、政協副主席を務めている。名簿に名前がないことは、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が例年開催される3月より前に周氏が人民銀総裁を退く公算が大きいことを示す。同氏は今月29日に70歳になる。

周小川氏

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

 スタンダードチャータードの大中華圏・北アジア担当チーフエコノミスト、丁爽氏(香港在勤)は政協全国委のリストに名前がないことが周氏の総裁退任時期が近づいていることを示唆していると「推察するのは妥当だ」と述べた。

  全人代は常務委員会を29、30日に開き、人事案などを議題にするとウェブサイトで発表した。この場で人民銀総裁の任命計画が検討されるかどうかは不明。

  政協全国委の名簿には汪洋副首相(62)が加わっており、汪氏が政協の新主席に就任することが示唆された。

原題:China Central Bank Boss Left Off Top Panel, Hinting Retirement(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE