エネルギー企業利益のアナリスト予想、過去1カ月で28%引き上げ

  • 業種別で最大-米税制改革法の成立でアナリスト強気に
  • 法人税減税による最大の勝者は石油・ガス企業

米税制改革法の成立を受け、アナリストはこの6年間には見られなかったペースで企業の利益予想を引き上げている。特にエネルギー企業に対して強気だ。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、今年の石油・ガス企業の1株利益のアナリスト予想は過去1カ月で28%引き上げられ、業種別では最も大きく上方修正された。これに対し、S&P500種株価指数を構成する全業種では平均5.7%の引き上げだった。エネルギー企業の1株利益は、向こう1年間で平均7.22ドルに増加すると予想されている。4週間前の予想は5.64ドルだった。

Rising Energy Bets

Oil and gas firms have had the highest rate of EPS revisions in the past month

Source: Bloomberg

  税制改革法が昨年12月に成立する前は、エネルギー企業の法人税率は約37%と税負担が最も重い産業の一つだった。法人税減税に加え、原油が1バレル当たり64ドルを上回る水準で取引されていることもアナリストを強気にさせている。

  アナリストは石油・ガス企業の業績予想を引き上げてきたが、株価はこれに出遅れていた。S&P500の業種別指数の年初からのパフォーマンスでは、エネルギー指数が3位となっている。2017年には石油価格が12%上昇したにもかかわらず、同指数は3.8%下落した。

原題:Energy Profit Estimates Get Biggest Analyst Boosts on Tax Law(抜粋)

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