米大統領:特別検察官と話す用意、宣誓の上-ロシア干渉疑惑捜査

更新日時
  • 2、3週間以内に聴取が行われる可能性あると大統領は示唆
  • ホワイトハウスの特別法律顧問は依然調整中である点を強調

トランプ米大統領は24日、モラー特別検察官と宣誓の上で話をする用意があると述べた。特別検察官は2016年の米大統領選に対するロシア干渉疑惑を捜査している。

  ホワイトハウスのブリーフィングに予告なしで現れたトランプ大統領は記者団に対し、「私は宣誓の上でそうするだろう」と発言。聴取が2、3週間以内に行われる可能性があると示唆した。

  大統領は、民主党のヒラリー・クリントン元国務長官は、在任中に私的メールサーバーを使っていた問題を巡る16年の捜査で、宣誓の上で話すことはしなかったが、「私はそれを楽しみにしている」と述べた。

  トランプ大統領の弁護士らはモラー特別検察官および同氏のスタッフと、大統領の聴取について話し合っている。弁護士らは先月、モラー氏のチームと直接会談した後、具体的条件の話し合いの一環として電話でやり取りをしてきた。この協議は数週間かかりそうだ。

  ホワイトハウスのカッブ特別法律顧問は24日夜、宣誓の上でモラー特別検察官と話す用意があるとのトランプ大統領の発言はダボスの世界経済フォーラム(WEF)へと出発する準備で急ぐ中で行われたと説明。大統領は単に、引き続き捜査に全面協力する意向であり、モラー特別検察官と会う用意があると強調するつもりだったと述べた。また、トランプ大統領の弁護士らと特別検察官オフィスとの調整は依然進められているとした。

  米当局者2人によれば、モラー特別検察官のロシア疑惑捜査では、トランプ大統領がフリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)とコミー前連邦捜査局(FBI)長官を解任した際、司法妨害があったかどうかが焦点になる。

  事情に詳しい関係者によると、大統領の聴取はこの2人の解任決定を中心に行われる見込み。トランプ大統領はこの日、「共謀や妨害は全くなかった」と記者団に語った。

  トランプ大統領はまた、自分はマッケイブFBI副長官に対し、16年の大統領選挙で誰に投票したか尋ねたかどうか覚えていないと述べた。米紙ワシントン・ポストは23日、コミー前長官が解任されて間もない大統領執務室での会合で、トランプ大統領が当時長官代行だったマッケイブ氏に誰に投票したか尋ねたと、匿名の複数の現・元当局者の情報を引用して報じていた。

原題:Trump Says He ‘Would Love To’ Speak Under Oath With Mueller (1)(抜粋)

(ホワイトハウス法律顧問の発言を追加して更新します.)
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