ロス米商務長官:真の保護貿易主義国は中国であり、米国ではない

  • トランプ政権の「米国第一」主義を擁護-世界経済フォーラム討論会
  • 米国が世界の舞台から後退しているとの批判をかわす

ロス米商務長官

Photographer: Jason Alden/Bloomberg
Photographer: Jason Alden/Bloomberg

ロス米商務長官は、真に保護貿易主義であるのは中国であって、米国ではないと主張した。

  ロス長官は24日、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会のパネル討論会でトランプ政権の「米国第一」主義を擁護し、「中国はかなりの間、自由貿易のレトリックに長(た)けてきたし、極めて保護主義的な振る舞いにさらに一層長けてきた」と指摘。「米国は問題対応で何かするたびに保護主義者と呼ばれる」と述べた。

  同長官は米国が世界の舞台から後退し、世界第2の経済大国である中国が影響力を高める機会を与えているとの批判をかわし、トランプ米大統領が強力なリーダーシップのスタイルを持っており、それを好まない人もいるとコメントした。

  また、同長官は討論会で他のパネリストに対し、米国よりも保護主義的でない国をすぐに挙げられるかと質問。返答を得られなかった後に長官は、20余りの品目に関する調査を引用し、2品目以外は中国の方が関税が高く、欧州では4品目以外でより高い関税だったと指摘した。

原題:Ross Says China, Not the U.S., Is the Real Trade Protectionist(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE