サウジアラムコ:IPO後の税率は石油価格と連動へ-ナセルCEO

サウジアラビアは国営石油会社サウジアラムコに科している税率を石油価格と連動させる計画だ。アラムコの新規株式公開(IPO)を前に重大な動きとなる。

  アラムコは現在、石油収入の20%をロイヤルティーとして支払っている。原油価格の上昇に伴いこの税率を調整することで、サウジの税収が一段と増える可能性がある。ただ価格下落の際には税金の支払いが抑えられるものの、価格が上昇すればその分利益も圧縮されることから、投資家にとっては望ましくない措置となる可能性がある。

  アラムコのアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、ロイヤルティーは「当面の間」20%で据え置かれると説明した。世界経済フォーラム(WEF)の年次総会が行われたスイスのダボスでブルームバーグテレビジョンとのインタビューで発言した。同CEOは「市場で価格に変化が生じた場合はある程度の変更がある」と続けた。

  ナセルCEOによれば、税率に関する詳細はアラムコが「時宜を得て」IPOの具体的な見通しを示すまで明らかにされない。
  
原題:Aramco CEO Says Post-IPO Tax Burden Will Shift With Oil Prices(抜粋)

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