ドラギECB総裁:原油値上がり、インフレ押し上げにほぼ寄与しない

  • エネルギーインフレから消費者物価インフレへの影響小さい
  • 債券購入は「統計的に有意な」変化を為替レートにもたらしていない

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、原油相場上昇がユーロ圏のインフレ押し上げにそれほど役に立つとは考えていない。

  24日に公表された書簡で同総裁は、最新の予測で示された総合インフレ率とコアインフレ率の差は、エネルギー価格が今年の物価上昇にわずかしか寄与しないことを浮き彫りにしていると指摘した。2019、20年には全く寄与しないとみられている。

  「このように、エネルギーインフレから消費者物価インフレへの直接的影響が相対的に小さくなったほか、間接的、二次的影響も短期的に極めて限定的だと予想される」と解説した。

  ユーロ高に関しては、債券購入プログラムは「統計的に有意な」変化を為替レートにもたらしてはいないとの認識を示した。為替相場の動きは「政策の副作用であり、主たる伝達経路でも目的でもない」と記述した。

原題:Draghi Sees Little Help From Rising Oil in Boosting Inflation(抜粋)

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