JAL社長に赤坂常務、植木社長は会長に-経営再建で一区切り

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  • 赤坂社長は整備畑で「安全重視」、経営のスピードアップ目指す
  • 植木氏は代表権維持、「世の役にたつ会社に」-大西会長は退任へ

JALは24日、植木義晴社長(65)が退任して会長に就任し、新社長に赤坂祐二常務執行役員(56)を4月1日付で昇格させる人事を発表した。2012年に経営破たんしたJALのかじ取り役を6年間にわたって務め、再生を果たした植木氏は社長職を退くことで区切りをつける。

  同社の発表資料などによると、赤坂氏は1987年JAL入社。羽田整備事業部生産計画グループ長、安全推進本部部長などを経て直近では整備本部長と子会社JALエンジニアリング社長を務めていた。植木社長は会長昇格後も代表権を維持する。現在の会長で、植木社長とともにJAL再生を主導してきた大西賢会長は6月の株主総会後に退任するとしている。

会見する植木氏(左)と赤坂氏

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  植木氏は都内で開いた会見で、退任の理由として就任当初から社長を続けるのは6年間ぐらいと決めていたと述べた。赤坂氏を選んだ理由について人間性を評価した、と明かしたうえで、企業理念の達成や社員を大切にし、「数字だけでなく世の役にたつ会社にしてほしい」と話した。

  赤坂氏は長年、整備の現場で仕事をしてきたこともあり、「安全を重視している」と自己分析。従来の経営を継承する一方で、経営のスピード感を高めていきたいとも述べた。

(新社長の略歴と新旧社長の会見でのコメントを追加しました.)
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