米国株は今年5%以上調整へ、それでも弱気相場入りは回避

  • 強固なファンダメンタルズが完全な弱気相場入りを阻止へ
  • テクノロジーやヘルスケア、金融株に投資-エネルギーは敬遠

ヌビーン・アセット・マネジメントでチーフ株式ストラテジストを務めるボブ・ドール氏は、歴史的な長期上昇相場を続ける米国株が今年、5%以上値下がりするとみている。

  ドール氏は23日、ブルームバーグのトロントオフィスでインタビューに応じ、米国株の大きな調整が起きていない期間が長いため、投資家は相場が下がり始めると不安になるだろうが強固なファンダメンタルズによって完全な弱気相場入りは回避されるだろうと語った。S&P500種株価指数が2016年11月に3%下げたのが今のところ最後の大幅調整だ。

  同氏は今年の米国内総生産(GDP)成長率が実質で3%に達し、名目は5%とこの10年で最も高くなると予想。米国の失業率はほぼ50年ぶりの低水準まで下がり、賃金の伸びは大恐慌後で最も高い水準になるとみている。

  それでも18年は、昨年の「ほぼ完璧」な環境が繰り返されることはないとドール氏は言う。米国株のリターンが6年ぶりに企業利益の伸びに後れを取り、投資家は19年の景気減速を意識し始める可能性がある。

  債券を「著しいアンダーウエート」としているドール氏は、テクノロジーやヘルスケア、金融株に投資。原油価格が1バレル=64ドルを上回っても、エネルギーは「面白みがない」とみている。

  ドール氏は「ヌビーン・ラージ・キャップ・コア・ファンド」を運用するほか、トロント証券取引所に上場している「エボルブ・アクティブ・US・コア・エクイティ-ETF」へのアドバイスも行う。

原題:Bull Market Faces a 5% Correction But Will Keep Going, Doll Says(抜粋)

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