ホワイトハウス、北朝鮮の五輪利用した宣伝活動を懸念-米当局者

  • 米副大統領、金委員長に対抗し人目を引くアプローチ取る方針
  • 金委員長、北朝鮮の人気女性歌手も五輪視察団に加える

ペンス米副大統領は来月、韓国で開催される平昌冬季五輪に出席するに当たり、北朝鮮による五輪を利用した宣伝活動に対抗するためにより人目を引くアプローチを取る。ホワイトハウス当局者が匿名を条件に明らかにした。

  同当局者によると、ペンス副大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が冬季五輪に選手団を派遣し、開会式で南北合同の入場行進をさせることを取りまとめた点を懸念し、五輪の開催前と開催中に一連のインタビューを行う。副大統領はまた、韓国に向かう途中にアラスカ州に立ち寄り、米国の国防施設の視察も行うという。

  国際的なスポーツイベントで南北朝鮮が合同で入場行進するのは2007年以来となる。

  金委員長は五輪の事前視察団に北朝鮮の人気女性歌手、玄松月氏を加えるなど、韓国への働き掛けで予想外の演出も行っている。また、北朝鮮と韓国はアイスホッケー女子で初の南北合同チームを結成することにも合意した。こうしたエピソードを受け、トランプ政権内では北朝鮮が宣伝活動で勝利するとの懸念がさらに強まっていると同当局者は語った。

原題:White House Is Said to Worry About Kim’s Olympics Propaganda Bid(抜粋)

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