ソニー株が売り優勢で4日ぶり反落、JPモルガンが投資判断引き下げ

Kazuo Hirai, president and chief executive officer of Sony Corp., speaks during a news conference in Tokyo, Japan.

 Photographer: Keith Bedford/Bloomberg
 Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

ソニー株が4営業日ぶりの反落。JPモルガン・チェースはソニーのイメージセンサー事業が弱含む可能性が高いとして投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げた。

  前日比2.3%安で始まり、一時3.7%安の5521円と2017年11月15日以来の日中下落率となった。午前10時2分現在、売買額は約380億円と、東証1部市場でトップの任天堂(690億円)に次ぐ規模に膨らんでいる。

  JPモルガンのJ・J・パク・アナリストは23日のリポートで、米アップルの最新機種「iPhone(アイフォーン)X」の販売鈍化を指摘。その上で、ソニーの3層構造の積層型CMOSイメージセンサーの売り上げの約半分はアイフォーン向けのため影響を受けるとの見方を示した。

  アイフォーンXは昨年11月発売。顔認証技術などの高機能化に伴う生産の遅れや12万円を超える高価格商品ということもあり、パク氏は「明らかに壁にぶつかっている」として今年上期を通じて弱い状況が続くとみている。

  ソニーのイメージセンサーの世界シェアは約5割でトップ。4月には対象物に光を照射してその到達速度で距離を測定する新開発の距離画像センサーをサンプル出荷する計画。これらを含む半導体事業は営業利益で全体の4分の1を占める稼ぎ頭の一つとなっている。

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