ブラックロックが17年賞与増やす、16年はボーナスカット

  • 17年のボーナス原資、8-9%前後増加-業界全体は約7%増か
  • 成績優秀な社員に報いることを重視、一部はボーナス20%増も

世界最大の資産運用会社ブラックロックが昨年、従業員のボーナスを増やしていたことが分かった。2016年は賞与をカットしていた。

  事情に詳しい関係者によると、ボーナス原資は8ー9%前後増加。同社は成績優秀な社員に報いることに重きを置いたため、スター級の社員では賞与の伸びが20%台に達するケースもあったという。一方、成績が芳しくない社員はボーナスをカットされたと、関係者が非公開情報だとして匿名で語った。

  昨年は世界的に株価が上昇、資産運用ビジネスには追い風の1年となった。ブラックロックの運用資産は6兆ドル(約661兆円)を突破し、同社への昨年の資金流入額は過去最高だった。上場投資信託(ETF)提供で世界最大の同社はパッシブ運用へのシフトから恩恵を受けているほか、ヘッジファンドを含むアクティブ運用でもパフォーマンスが改善されている。

  同社の広報担当ブライアン・ビーズ氏はコメントを控えた。グリニッチ・アソシエイツとジョンソン・アソシエイツの資産運用報酬調査によれば、業界全体の17年のボーナスは前年比で約7%増えたもよう。

BlackRock's Surge

Assets under management surpassed $6 trillion last year

Soure: Company filings

原題:BlackRock Is Said to Have Boosted Staff Bonuses After 2016 Cut(抜粋)

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