米TIの1-3月期売上高見通し、一部の市場予想に届かず-株価下落

  • 1-3月売上高は34.9億~37.9億ドル見込む-市場予想36.4億ドル
  • TIの株価は時間外取引で一時7.2%下落

アナログ半導体メーカー、米テキサス・インスツルメンツ(TI)が示した売上高見通しは、一部の市場予想に届かなかった。通信機器メーカーからの需要が減少した。

  23日の発表資料によると、1-3月(第1四半期)の1株利益は1.01ー1.17ドルを見込む。売上高は34億9000万-37億9000万ドル(約3850億-4180億円)の見通し。ブルームバーグの集計したアナリスト予想平均は1株利益が1.15ドル、売上高は36億4000万ドル。発表を受けてTIの株価は時間外取引で一時7.2%下落した。

  TIが手掛けるアナログ半導体はほぼ全ての電子機器の基本部品となっていることから、同社の業績は経済全般の需要を映すと受け止められている。アナリストらは堅調な経済活動を受けてTIの製品需要が高まると予想していたが、TIの売上高見通しのレンジ下限は市場予想に届かない。

  ラファエル・リサルディ最高財務責任者(CFO)はインタビューで、「通信機器が落ち込み、個人向け電子機器は伸びたが1桁台だった」と指摘。「われわれは工業と自動車向けに集中している。これら市場はわれわれにとって好調だった」と語った。

  昨年10-12月(第4四半期)の純利益は3億4400万ドル(1株当たり34セント)。前年同期は10億5000万ドル(同1.02ドル)だった。売上高は9.8%増の37億5000万ドル。アナリスト予想は1株利益が1.09ドルで、売上高は37億4000万ドルだった。

原題:Texas Instruments Outlook Doesn’t Meet Promise of Economy (1)(抜粋)

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