【米国株・国債・商品】S&P500が続伸、ハイテク高い

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  • 米国債が上昇、10年債利回りは2.61%に低下-2年債入札好調で
  • WTI原油も続伸、14年12月以来の高値に

Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

23日の米株式市場ではS&P500種株価指数などが続伸。ネットフリックスの決算好調を受けてハイテク銘柄の比重が高い指数が値上がりした一方、優良銘柄はまちまちとなった。米国債相場は上昇。2年債入札の好調が追い風となった。

  • 米国株は続伸、ネットフリックス好決算でハイテクに買い
  • 米国債は上昇、10年債利回り低下-2年債入札が好調
  • NY原油は続伸、3年ぶり高値-米在庫減少の見通し
  • NY金は上昇、ETF通じた保有量は2013年以来の高水準

  ネットフリックスの契約者数が予想を上回ったことから、ナスダック100指数が大きく上昇した。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)とジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の決算が期待外れとなる中、ダウ工業株30種平均は前日終値を挟んでもみ合った末に小幅安。ここ2週間は好決算の発表が相次ぎ、主要株式指数は過去最高値の更新を繰り返している。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2839.13と3営業日続伸。一方、ダウ平均は3.79ドル(0.1%未満)下げて26210.81ドル。ニューヨーク時間午後4時35分現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い2.61%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸。終値で2014年12月以来の高値となった。24日発表される米原油在庫は10週連続での減少が予想されている。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は前日比90セント(1.4%)高の1バレル=64.47ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は93セント上げて69.96ドル。

  ニューヨーク金先物相場は上昇。金連動型上場投資信託(ETF)を通じた保有量は前日に2013年5月以来の高水準となった。ドルの下落が背景にある。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は前日比0.4%高の1336.70ドルで終了した。

  フェデレーテッド・インベスターズの株式投資戦略責任者、フィル・オーランド氏は電話取材に応じ、「決算シーズンは驚くほど快調だ。政府機関の閉鎖が前日に解除されたため、この問題は今後数週間は大丈夫だ」と指摘。「ただ、株式相場が上昇したのは決算が予想を大きく上回った事実に反応しているにすぎない」と語った。

  S&P500種の業種別11指数では、不動産が1%を超える値上がりとなった。一方、電気通信サービスは下落した。

  米国債は中期ゾーンを中心に値上がりした。財務省がこの日実施した2年債入札が好調となり、5年債と7年債の入札も控える中で地合いが改善した。5年債と30年債の利回り差、10年債と30年債の利回り差はともに拡大。イールドカーブはスティープ化した。

原題:Stocks Rise on Earnings as Tech Rallies; Oil Gains: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bull Steepen After 2Y Auction; Swap Spreads Tighten(抜粋)
Oil Jumps to Three-Year High on Signs of Shrinking U.S. Storage(抜粋)
Gold ETF Assets Climb to Highest Since 2013 as Dollar Slumps(抜粋)

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