グーグルとFB、仏への投資拡大を約束-パリを欧州のAI研究拠点に

  • グーグルはAI研究所を創設すると発表、120人規模目指す
  • FBは既存のAI研究施設の陣容拡大、1000万ユーロ投資へ

The Arc De Triomphe stands while automobiles travel on the Avenue des Champs-Elysees as skyscrapers sit on the city skyline in the La Defense business district in Paris, France.

Photographer: Christophe Morin

パリは欧州の人工知能(AI)研究センターとしての地位を確立しつつある。米アルファベット傘下のグーグルフェイスブックは、経営幹部がマクロン仏大統領と会見した後、研究施設のスタッフを増員し資金を投入すると表明した。

  グーグルは機械学習や言語、コンピューターの視覚能力などをテーマとする基礎研究に貢献するAI研究所を創設すると発表。研究成果を健康や環境などの分野に応用することが狙い。同社の広報担当によると、クロームやユーチューブの開発に携わり、パリで応用研究を行っているエンジニア120人から成る既存チームと同程度の規模にこのグループを拡大させることが最終目的だという。

  既にパリにAI研究センターを持つフェイスブックは、2022年までにチームの陣容を2倍の100人とするほか、ハードウエア機器などに1000万ユーロ(約13億5800万円)を投じると発表。グーグルとフェイスブックはこれとは別に、市民を対象に電子機器のトレーニングを行うことも明らかにした。両社はフランスでの予算拡大を約束している。

  マクロン大統領は22日、グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)とフェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)を含む各界の経営幹部140人をベルサイユ宮殿に招待。幹部らは大統領との会合や夕食会のほか、閣僚のプレゼンテーションに出席した。

原題:Google, Facebook Target Paris as a Center for AI Expansion (1)(抜粋)

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