アブダビの海洋油田権益に複数企業が応札-国際帝石も関心

  • 鉱区産油量、現在の日量約70万バレルから21年に100万バレル目指す
  • 現行権益は3月が期限-BPやトタル、スタトイルなども興味示す

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油(ADNOC)は、海洋油田の商業権益取得を目指す複数の海外エネルギー企業が昨年10-12月(第4四半期)に入札に応じたことを明らかにした。この油田はアブダビの原油の約25%を産出する。

  ADNOCは質問に対し、新たな合弁で油田開発を進めるため、応札した企業からの提案を審査していると説明。ただ、企業名は特定せず、落札企業を決める時期も明らかにしていない。現在の権益は3月に期限を迎える。

  アブダビは日量約315万バレルの現行生産能力を年内に同350万バレルに増強するよう取り組んでおり、海上鉱区での増産計画はその一環。新たな契約は数十年にわたる鉱区のオペレーションに関するもので、入札対象となっている鉱区の産油量は現在日量約70万バレル。2021年までに同100万バレルへの引き上げを目指す。

  ADNOCは、油田を管理する現在の合弁であるアブダビ海上操業会社(ADMAーOPCO)の権益の60%を保有。この他に英BPが14.67%、フランスのトタルが13.33%、国際石油開発帝石が12%それぞれ保有している。

  国際石油開発帝石の広報担当カルロ・ニーダーバーガー氏(東京在勤)は電話取材に対し、同社は新たな権益契約に関心があり、交渉を行っていると語ったが、応札したかどうかについては確認しなかった。BPやトタル、ノルウェーのスタトイル、中国石油天然ガス集団(CNPC)なども関心を示している。

原題:Abu Dhabi Gets Bids for Offshore Oil in Plan to Expand Capacity(抜粋)

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