ファーストエナジーの株価急騰-投資家グループが25億ドル出資

  • 22日の株価は一時2008年10月以来の大幅上昇となった
  • 出資に伴い、競争力低下部門からの撤退に向け作業チーム結成

米オハイオ州に本拠を置く公益事業持ち株会社ファーストエナジーの株価は22日の米株式市場で大幅高。投資会社エリオット・マネジメントなどの投資家グループから25億ドル(約2770億円)規模の出資を受けると発表したことが手掛かり。

  22日の同社発表資料によると、今回の取引の一環として同社は「再編作業グループ」を設け、規制対象外の発電事業から最短時間で撤退することを目指す。同社は、安価な天然ガスに押され競争力が低下した石炭および原子力発電所などの資産を保有するファーストエナジー・ソリューションズ部門の債務再編や破産申請を含めた選択肢を検討してきた。

  今回の出資には16億2000万ドルの強制転換優先株および8億5000万ドルの普通株が含まれ、エリオットの他にブルーエスケープやシンガポール政府投資公社(GIC)、ジンマー・パートナーズなども参加する。

  22日のニューヨーク市場でファーストエナジーの株価は一時16%余り上昇し、日中取引としては2008年10月以来の上昇率となった。終値は10.4%高の32.45ドル。

原題:FirstEnergy Soars as Elliott Leads $2.5 Billion Investment (3)(抜粋)

(第六段落の株式を更新する。.)
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