【米国株・国債・商品】株が続伸、政府機関閉鎖が終了に向かう

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  • 米国債、政府閉鎖の打開でそれまでの上げを消す
  • S&P500種など主要株価指数が過去最高値、電気通信サービス高い

A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S..

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

22日の米株式相場は続伸。3日目に突入した米政府機関の一部閉鎖が解除に向かう様子を受けて、主要株価指数が過去最高値を更新した。米国債市場では、大半の指標銘柄が遅い時間にそれまでの上げを消した。10年債利回りは2.66%近辺にとどまった。

  • 米国株は続伸、S&P500種など主要指数が最高値更新
  • 米国債は上げを消す、10年債利回りは2.66%近辺で推移
  • NY原油は反発、サウジとロシアが減産での協力姿勢示す
  • NY金はほぼ変わらず、プラチナは9営業日ぶりに反落

  米上院が暫定予算案を巡る行き詰まりを打開し、政府機関再開への道が開かれたことを受け、S&P500種株価指数は上げ幅を拡大した。週内に予定されているS&P500種採用企業約80社の決算発表も意識された。

  S&P500種は前週末比0.8%高の2832.97。ダウ工業株30種平均は142.88ドル(0.6%)上げて26214.60ドル。ニューヨーク時間午後4時50分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い2.65%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。石油輸出国機構(OPEC)とロシアが減産措置を来年まで続ける可能性を示唆する中、日中はもみ合う場面が目立った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比12セント(0.4%)高の1バレル=63.49ドルで終了。2月限はこの日が最終取引だった。ロンドンICEの北海ブレント3月限は42セント上げて69.03ドル。

  ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。プラチナは9営業日ぶりに反落、これまでの8日続伸で買われ過ぎの可能性が示唆されていた。ニューヨーク時間午後3時5分現在、プラチナのスポットは前週末比1.6%安の1オンス=996.75ドル。昨年12月初め以降で最大の下落。金スポットは0.1%高の1333.23ドル。

  PAAMCOのアレクサンドラ・クープ副所長は「過去の政府閉鎖劇で、国内総生産(GDP)への影響は微々たるものだった。株式投資家が政治面のつまづきを無視し、企業ファンダメンタルズを重視しているのも無理はない」と指摘した。

  S&P500種の業種別指数は、電気通信サービスやエネルギーの伸びが目立った。一方で素材は下げた。

  米国債市場では30年債利回りが上昇したものの、その他指標銘柄の利回りは前週末比ほぼ変わらずとなった。共和党の2月8日までの暫定予算案を民主党が受け入れ、政府機関の閉鎖を巡る行き詰まりが打開されたことを受け、取引時間遅くに朝方の上げを消した。

原題:U.S. Stocks Gain as Senate Votes to End Shutdown: Markets Wrap(抜粋)
Treasury Yields Except 30Y Edge Higher With Govt Set to Reopen(抜粋)
Oil Rises on Saudi-Russian Alliance Talk After Market Hesitates(抜粋)
PRECIOUS: Platinum Set to Snap Longest Rally Since October(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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