1月22日の海外株式・債券・為替・商品市場

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欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル下落、上院は暫定予算案の採決に必要な動議を可決

  22日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。一時上げに転じる場面もあったが、再び下げた。米上院は午後に、政府機関閉鎖を解除させる2月8日までの暫定予算案の採決実施に必要な動議を可決した。

  この日の外為市場は、米欧の政治動向に左右される展開となった。ドルは主要10通貨中、円を除く全てに対して値下がり。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は、シューマー民主党上院院内総務が政府閉鎖の解消で合意したと述べたことに反応し、一時上げに転じる場面があった。

  ニューヨーク時間午後4時半現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%安。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.2258ドル。ドルは対円で0.2%上げて1ドル=110円96銭。

  一部トレーダーによればドルはこの日、暫定予算案を巡る米議会の動きを背景に総じて軟調な展開となった。

  市場は今週、日本銀行と欧州中央銀行(ECB)の政策決定会合を重要なイベントリスクとして注目している。またモントリオールで開かれる北米自由貿易協定(NAFTA)の会合やスイスのダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)でも市場を動かすようなニュースが出てくる可能性がある。

欧州時間の取引

  欧州時間には、ドイツでの政治情勢の行方を見極めようとする姿勢が強く、積極的な取引は手控えられた。市場が連立交渉の行方を見守る中、ファンドがポジションを縮小したため、ユーロは上げを縮小。トレーダーによれば、週末の間にユーロをロングにしていたマクロ・レバレッジドファンドが、ユーロが対ドルで0.4%高となった後にロングを手じまった。
原題:Dollar Declines as U.S. Stopgap Spending Bill Nears; BOJ Meets(抜粋)
Euro Pares Gains as Odds of a Dovish Draghi Keep Bulls Cautious

◎米国株・国債・商品:株が続伸、政府機関閉鎖が解除に向かう

  22日の米株式相場は続伸。3日目に突入した米政府機関の一部閉鎖が解除に向かう様子を受けて、主要株価指数が過去最高値を更新した。米国債市場では、大半の指標銘柄が遅い時間にそれまでの上げを消した。10年債利回りは2.66%近辺にとどまった。

  • 米国株は続伸、S&P500種など主要指数が最高値更新
  • 米国債は上げを消す、10年債利回りは2.66%近辺で推移
  • NY原油は反発、サウジとロシアが減産での協力姿勢示す
  • NY金はほぼ変わらず、プラチナは9営業日ぶりに反落

  米上院が暫定予算案を巡る行き詰まりを打開し、政府機関再開への道が開かれたことを受け、S&P500種株価指数は上げ幅を拡大した。週内に予定されているS&P500種採用企業約80社の決算発表も意識された。

  S&P500種は前週末比0.8%高の2832.97。ダウ工業株30種平均は142.88ドル(0.6%)上げて26214.60ドル。ニューヨーク時間午後4時50分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低い2.65%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。石油輸出国機構(OPEC)とロシアが減産措置を来年まで続ける可能性を示唆する中、日中はもみ合う場面が目立った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比12セント(0.4%)高の1バレル=63.49ドルで終了。2月限はこの日が最終取引だった。ロンドンICEの北海ブレント3月限は42セント上げて69.03ドル。

  ニューヨーク金相場はほぼ変わらず。プラチナは9営業日ぶりに反落、これまでの8日続伸で買われ過ぎの可能性が示唆されていた。ニューヨーク時間午後3時5分現在、プラチナのスポットは前週末比1.6%安の1オンス=996.75ドル。昨年12月初め以降で最大の下落。金スポットは0.1%高の1333.23ドル。

  PAAMCOのアレクサンドラ・クープ副所長は「過去の政府閉鎖劇で、国内総生産(GDP)への影響は微々たるものだった。株式投資家が政治面のつまづきを無視し、企業ファンダメンタルズを重視しているのも無理はない」と指摘した。

  S&P500種の業種別指数は、電気通信サービスやエネルギーの伸びが目立った。一方で素材は下げた。

  米国債市場では30年債利回りが上昇したものの、その他指標銘柄の利回りは前週末比ほぼ変わらずとなった。共和党の2月8日までの暫定予算案を民主党が受け入れ、政府機関の閉鎖を巡る行き詰まりが打開されたことを受け、取引時間遅くに朝方の上げを消した。
原題:U.S. Stocks Gain as Senate Votes to End Shutdown: Markets Wrap(抜粋)
Treasury Yields Except 30Y Edge Higher With Govt Set to Reopen(抜粋)
Oil Rises on Saudi-Russian Alliance Talk After Market Hesitates(抜粋)
PRECIOUS: Platinum Set to Snap Longest Rally Since October(抜粋)

◎欧州株:ストックス600が3営業日続伸、通信株は4日ぶり反発

  22日の欧州株式相場は、指標のストックス600指数が3営業日続伸 した。旅行・レジャー関連株が下げたものの、通信株が大きく値上がりした。
  ストックス600指数は前週末比0.3%高の402.11で終了。業種別では 通信株が4営業日ぶりに反発し、1.4%高。旅行・レジャーは0.8%安独 DAXは0.2%高、仏CAC40は0.3%高、英FTSE100は0.2%安。ス ペインIBEX35は1%高。

  個別では、オカド・グループが28%高。バークレイズは4.3%値上 がりした。
原題:European Stocks Rise for Third Day as Telecom Shares Rebound(抜粋)

◎欧州債:スペインが周辺国債の上げ主導、フィッチ格上げを好感

  22日の欧州債市場では、フィッチ・レーティングスの格上げと入札 の発表があったスペイン国債が午後の取引で上昇。ポルトガルとイタリ ア国債もこれに追随した。ユーロ圏中核国債は薄商いの中、ほぼ変わら ずで引けた。

  スペイン財務省は銀行団を通じ23日にも新発10年債を発行する見通 しで、同省は90億ユーロの調達を目指していると事情に詳しい関係者2 人が述べた。

  フィッチが19日にスペインの格付けを「A-」へと1段階格上げし たのを受け、同国債は寄り付きから上昇。10年債利回りは引けの時間帯 で5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.39%。

  モルガン・スタンレーとドイツ銀行はドイツ5年債と10年債のスプ レッド拡大をにらんだ取引を引き続き推奨している。
原題:Spanish Bonds Lead Peripheral Rally: End of Day Curves, Spreads(抜粋)



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