【NY外為】ドル下落、上院は暫定予算案の採決に必要な動議可決

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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

22日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。一時上げに転じる場面もあったが、再び下げた。米上院は午後に、政府機関閉鎖を解除させる2月8日までの暫定予算案の採決実施に必要な動議を可決した。

  この日の外為市場は、米欧の政治動向に左右される展開となった。ドルは主要10通貨中、円を除く全てに対して値下がり。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は、シューマー民主党上院院内総務が政府閉鎖の解消で合意したと述べたことに反応し、一時上げに転じる場面があった。

  ニューヨーク時間午後4時半現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前週末比0.2%安。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.2258ドル。ドルは対円で0.2%上げて1ドル=110円96銭。

  一部トレーダーによればドルはこの日、暫定予算案を巡る米議会の動きを背景に総じて軟調な展開となった。

  市場は今週、日本銀行と欧州中央銀行(ECB)の政策決定会合を重要なイベントリスクとして注目している。またモントリオールで開かれる北米自由貿易協定(NAFTA)の会合やスイスのダボスで開催される世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)でも市場を動かすようなニュースが出てくる可能性がある。

Eyes on Draghi

Euro demand eases slightly as focus turns to ECB meeting

Source: Bloomberg

欧州時間の取引

  欧州時間には、ドイツでの政治情勢の行方を見極めようとする姿勢が強く、積極的な取引は手控えられた。市場が連立交渉の行方を見守る中、ファンドがポジションを縮小したため、ユーロは上げを縮小。トレーダーによれば、週末の間にユーロをロングにしていたマクロ・レバレッジドファンドが、ユーロが対ドルで0.4%高となった後にロングを手じまった。

原題:Dollar Declines as U.S. Stopgap Spending Bill Nears; BOJ Meets(抜粋)
Euro Pares Gains as Odds of a Dovish Draghi Keep Bulls Cautious

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