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アジア新興ヘッジファンドに回復の兆し-好調な運用成績に関心高まる

  • 昨年創設されたアジアファンドは推定37、2000年来最低-調査会社
  • タイボーンやムーアなどの元社員が自身のファンド創設を計画
Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a securities firm.

Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a securities firm.

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Pedestrians are reflected in an electronic stock board outside a securities firm.
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

多くのヘッジファンドがアジアに誕生しつつある。昨年は新たに創設されるファンドの数が急減していたが、回復の早期の兆しが表れている。

  タイボーン・キャピタル・マネジメントやムーア・キャピタル・マネジメント、ミレニアム・マネジメント、ソロス・ファンド・マネジメントのベテラン社員が自身のファンドを創設する。調査会社ユーレカヘッジによると、アジア重視型ファンドは昨年の運用成績トップで、過去6年のうち5年で他地域のファンドを上回る好成績を収めた。これを受け、世界の投資家はアジアに新たな関心を寄せている。

Fewer and Smaller

New Asia hedge fund starts have fallen in number and gotten smaller in size

Source: Eurekahedge

  2017年に創設されたアジア重視型ファンドは推定37と、ユーレカヘッジが調査を開始した2000年以降で最低。ただ、現在は状況が改善しつつある兆しがある。

  調査会社ヘッジファンド・リサーチによると、投資家が一段のリスクを取り、運用担当者が手数料を引き下げる中、昨年7-9月(第3四半期)に創設された世界のヘッジファンド数は閉鎖されたファンド数を2年ぶりに上回った。データ提供会社イーベストメントによれば、昨年11月までの3カ月間にアジアのファンドに流入した投資資金は約34億ドル(約3770億円)と、欧州のファンドを上回った。

Reviving Sentiment

Global hedge fund starts outstripped liquidations for first time in two years

Source: HFR

  ただ、投資家の取捨選択はより厳しくなっている。新興ファンドのスタート時の平均資産は昨年2190万ドルと、04年の8940万ドルを大きく下回っていた。

原題:Asia Hedge Fund Startups See Signs of Revival After Slow ’17 (1)(抜粋)

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