政治ショー見慣れた株式投資家、米政府閉鎖に反応薄-株価先物横ばい

  • 投資家は依然、経済や企業業績の情報に関心を向けている
  • 日本時間22日午前8時6分現在、S&P500種先物は0.1%安

The Federal Government In Its Second Day Of A Shutdown Amid A Spending-Bill Impasse In The U.S. Capitol stands in Washington, D.C.

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

1年前から米国の政治ショーに見慣れてきた投資家は、米政府機関の閉鎖も見せ物の一つと見なして、引き続き経済や企業業績の情報に関心を向けている。

  米政府機関の一部閉鎖後、最初に取引する機会を得た株式投資家らは、米経済失速への懸念をほとんど示さなかった。ニューヨーク時間21日午後6時6分(日本時間22日午前8時6分)現在、米S&P500種株価指数先物は0.1%安で推移している。19日の米株価はそれまでの13営業日で10回目の上昇となり、政治情勢の行き詰まりにもかかわらず過去最高値で引けたことから、政府閉鎖への反応の薄さは意外ではない。
  
  フィデリティ・インベストメンツのグローバルマクロ責任者、ジュリエン・ティマー氏は17日の電話インタビューで、「私は過度に心配していない」と発言。「政府閉鎖が長期間続かなければ、国内総生産(GDP)ないし企業業績に影響は及ばない」と指摘した。
  

  バークレイズの試算では政府閉鎖による1-3月(第1四半期)GDP伸び率の下げ幅は0.1ポイントにとどまる見込み。ブルームバーグがまとめたGDP伸び率予想は2.8%。現在、市場の関心は税制改革や企業利益改善、世界同時成長がもたらす好影響に向いているため、政治の停滞が長く続かない限り、市場混乱につながる可能性は低い見込みだ。

原題:For Investors Used to Histrionics, Shutdown Is One More Sideshow(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE