米上院:暫定予算案で合意に至らず、政府閉鎖は3日目に突入

更新日時
  • マコネル氏:採決のための動議投票は日本時間23日午前2時
  • シューマー氏:2月8日までの暫定予算案に同意していない

米上院の与野党は21日、暫定予算案や移民問題などで合意に至らず、政府機関閉鎖は3日目に突入することになった。上院の超党派グループが譲歩案をまとめ、共和、民主両党院内総務に提示して妥結を促したが、両者の溝は埋まらなかった。連邦政府機関の多くが週明けの22日朝、通常業務開始時間と共に閉鎖される中、米国の政治的リスクは一段と高まっている。

  20日午前0時(日本時間午後2時)すぎに公式に始まった政府機関の部分閉鎖は22日から、より多くの市民生活に影響を及ぼし始める見通し。このため、共和、民主は互いに現在の手詰まり状態を相手の責任だと一段と強く非難し、議員らは自分に有利な材料にしようと懸命だ。

マコネル共和党上院院内総務

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  上院では21日、中道議員20人強の超党派グループが政府閉鎖解除に向け、合意案を取りまとめ、共和、民主指導部に提出。共和党のマコネル院内総務と民主党のシューマー院内総務は同案を話し合うために会談した。

  会談後の午後9時すぎ、マコネル氏は上院本会議場で、2月8日までの政府資金を手当てする暫定予算案の採決に進むための動議の投票を東部時間22日正午(日本時間23日午前2時)に実施するとだけ述べ、シューマー氏との合意には言及しなかった。

  ただマコネル氏は、2月8日までに合意が成立しておらず、政府資金が手当てされている場合は、2月8日に移民法案の上院採決を認める「意向」だと述べ、民主党に一定の譲歩を見せた。

  シューマー民主党院内総務は2月8日までの暫定予算案に同意していないと発言。移民と歳出に関する交渉は続いていると述べた。

  民主党はマコネル氏から、より確かな言質を得たいと考えていたため、マコネル氏が示した条件の受け入れに難色を示した。しかし共和党のフレーク、グラム両有力上院議員は暫定予算案への反対を撤回。マコネル氏の案が上院を通過するためにあと7人の議員が賛成にくら替えする必要がある。

  共和党のマッカーシー下院院内総務は同党の下院議員らに対し、上院を通過したどのような暫定予算案も受け入れるだろうと語った。共和党下院議員1人が明らかにした。同案は下院を通過する可能性が高いという。

原題:Shutdown Extends Into Third Day as Senate Fails to End Impasse(抜粋)
Senate at Impasse as Votes Delayed Until Monday: Shutdown Update (抜粋)

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