不動産エクイティ投資、クラウド型で利回り10%も-ロードスター

不動産投資に特化したクラウドファンディングを運営するロードスターキャピタルは、個人投資家向けに不動産エクイティ(出資)型商品のサービスを始める。プロ向けと言われる同分野で、スマートフォンやインターネットを使って個人も参入が可能となり、世界的な低金利下で利回りを求める投資家に対し、「ミドルリスクミドルリターン」の商品を提供する。

  不特定多数から資金を募るクラウドファンディングの不動産投資には、貸付型とエクイティ型があり、国内では貸付型が大半。一方の投資型は特定の不動産物件やプロジェクトに出資するため、融資と比べリスクが高い分リターンも高い。

  同社が2014年から行っている貸付型は目標利回り4-6%なのに対し、今回のエクイティ型は6-10%を目指しており、岩野達志社長はブルームバーグニュースの取材に「積極的なリターンを狙う不動産私募ファンドと同じ目線を想定している」と述べた。

  不動産のエクイティ投資は主に不動産会社や金融機関、ファンドなどプロの機関投資家が手掛け、情報量や資金面に劣る個人投資家の参入は限られていた。同社はプロの投資家があらかじめ厳選し投資基準を満たした案件を、個人にも紹介する。同社は22日、投資運用業と電子申込型電子募集取扱業務の登録を完了したと発表、こうした事業を手掛けることが可能となった。

  岩野氏はゴールドマン・サックス・グループの不動産子会社で投資を手掛け、同僚2人と12年にロードスターキャピタルを創業。不動産コンサルティングや自己投資、仲介などを行い、14年から不動産向けの貸付型クラウドファンディング事業を始めていた。

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