OPECとロシア、今年末以降も協力を継続する可能性示唆

  • 石油市場、まだ完全に需給均衡を回復していない-ロシア・ノバク氏
  • 今年末以降も協力で合意、形態は決まっていない-サウジ石油相

石油輸出国機構(OPEC)とロシアは、世界的な石油のだぶつきを一掃するため今年末まで減産措置を続けるとの姿勢をあらためて打ち出し、それ以降の協力にも含みを持たせた。

  ロシアのノバク・エネルギー相は21日、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相と並んでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、ロシアは今年末の減産期限終了後もOPECやサウジとの協力を続ける用意があると語った。サウジのファリハ氏は、産油国は年末まで減産を継続するべきであり、石油市場は今年末か2019年に需給均衡を回復する可能性があるとの見方を示した。減産を19年にも続けるかについて、両氏とも明言はしなかった。

  ノバク氏はオマーンのマスカットで、ロシアとサウジの「世界2大石油生産・輸出国は石油業界の利益と安定のために協力を継続できる」と発言。OPECと減産に協力する非加盟の産油国はこの日当地で開いた担当閣僚会合で、減産合意は効果を生んでいるとの見方で一致したものの、石油市場の需給はまだ完全に均衡していないと指摘した。

  一方のファリハ氏は、今年上期に見込まれる需要軟化で産油国は通年の減産を検討するに至ったと説明し、今年末以降も協力していくことで合意したが、協力の枠組みは決まっていないと述べた。

原題:OPEC, Russia Signal Global Oil Alliance May Endure Past 2018 (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE