米政府機関が一部閉鎖に-上院が暫定予算案を可決できず

米上院では与野党が移民政策を巡る対立を解消できず、下院で可決した暫定予算案を通過させることができなかった。これにより、現地時間20日午前0時(日本時間午後2時)に政府機関は一部閉鎖に入った。

  上院議員らは暫定予算が切れる19日深夜を過ぎても、下院で可決された4週間足らずの暫定予算案を可決するかどうかを巡り交渉を続けた。

  だが、野党民主党が反対でほぼ一致団結し、与党共和党からも造反者が出る中で、マコネル共和党上院院内総務は暫定予算案の可決に必要な60票を期限前に確保することができなかった。

  マコネル氏は採決終了後、「われわれが目にしたのは、無責任な政治的取引のために何百万人の米国人を犠牲するという民主党上院議員の皮肉な決断だ」と述べた。

  マコネル氏は2月8日までの3週間の暫定予算案を提案したが、民主党は以前この案を拒否していた。直近の採決は予定されていない。新たな予算案は再び下院での採決が必要となる。政府機関はトランプ大統領の就任から1年となる20日に一部閉鎖する事態となった。

  民主党は幼少期に親に連れられ米国に入国した不法移民の若者「ドリーマー」保護を法案に盛り込むよう求めていた一方で、共和党は国境警備・取り締まりを条件にしていた。

原題:U.S. Shutdown Starts as Senate Democrats Block GOP Funding Plan(抜粋)

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