ギリシャを「B」に一段階格上げ、成長見通し改善で-S&P

S&Pグローバル・レーティングは、ギリシャのソブリン信用格付けを1段階引き上げた。今年も債券市場への復帰を継続する計画であるギリシャ政府にとって追い風となる。

  19日の発表資料によると、S&Pはギリシャの長期外貨建て債務格付けを「B-」から「B」に引き上げ、見通しを「ポジティブ(強含み)」とした。新たな格付けは依然、投資適格級を5段階下回る。

  S&Pは「労働市場が回復し、政策が比較的確実な局面に入る中で、ギリシャの成長と財政の見通しは改善している」と指摘。 「ギリシャの『ポジティブ』見通しは、今後1年間の政策・資金調達環境に伴うさらなる格上げの可能性を示している」と説明した。

  S&Pがギリシャの格付けを変更するのは2年ぶり。フィッチ・レーティングスは昨年8月にギリシャを「B-」に格上げし、ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる同国の格付けは「Caa2」。いずれの格付けもジャンク級(投資不適格級)。

原題:Greece Credit Rating Raised by S&P as Growth Outlook Improves(抜粋)

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