きょうの国内市況(1月19日):株式、債券、為替市場

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●日本株3日ぶり反発、業績期待で輸出や任天堂、建設高い-米議会注視

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  東京株式相場は3日ぶりに反発した。来週から始まる国内企業決算への期待で電機や機械など輸出株、任天堂などその他製品株が買われ、鉄鋼など素材株、米国金利の上昇を受けた銀行株も堅調。建設株の上げも目立った。

  TOPIXの終値は前日比12.88ポイント(0.7%)高の1889.74、日経平均株価は44円69銭(0.2%)高の2万3808円06銭。

  三井住友アセットマネジメント・株式運用グループの平川康彦ヘッドは、「来週からの決算で今期業績が上方修正され、来期以降の収益のビジビリティーが高まってくるまでは本格的に上値を買い上げるには条件が足りない」と指摘。一方で、「同じエレクトロニクス業種でも、出てくる数字に確度の高い安心感がある銘柄は足元でも選別して買われている」との見方も示した。

  東証1部33業種はその他製品、石油・石炭製品、建設、鉄鋼、パルプ・紙、非鉄金属、機械など30業種が上昇。下落はゴム製品、精密機器、電気・ガスの3業種。売買代金上位では、ゴールドマン・サックス証券が目標株価を上げた日立製作所が52週高値を更新。続伸の任天堂は、工作キットへの期待感をみずほ証券アナリストが示した。モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を上げたアサヒグループホールディングス、四半期大幅増益の津田駒工業も高い。半面、メリルリンチ日本証券が弱気の投資判断に下げた三菱ケミカルホールディングスと三井化学は安い。

  東証1部の売買高は13億9234万株、売買代金は2兆6798億円。値上がり銘柄数は1392、値下がりは574。

●超長期債が上昇、オペ結果受け買い-日銀の金利上昇抑制姿勢に期待も

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  債券市場では超長期債相場が上昇。日本銀行が実施した国債買い入れオペ結果で需給の引き締まりが示されたことから、超長期ゾーンを中心に買いが優勢となった。市場で日銀が長期金利の上昇を抑制する姿勢に変化はないとの見方が根強いことも相場を支えた。

 現物債市場で新発20年物の163回債利回りは、日本相互証券が公表した前日午後3時時点の参照値より1ベーシスポイント(bp)低い0.59%まで買われた。一時は0.60%と取引ベースで昨年10月以来の高水準を付ける場面もあった。新発30年物57回債利回りは0.83%、新発40年物の10回債利回りは0.985%と、それぞれ0.5bp低下した。

  パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長は、「日銀オペは残存10年超25年以下のゾーンがやや強めの結果となり、超長期ゾーンが買われた。20年債利回りの0.6%や40年債利回りの1.0%の押し目買いで支えられた」と指摘。「10年債も利回り0.08%はしっかりホールドされている」と述べた。

  長期金利の指標となる新発10年物国債の349回債利回りは0.5bp高い0.08%で寄り付いたが、午後には0.075%まで買い戻された。

  長期国債先物市場で中心限月3月物は前日比3銭安の150円34銭で取引を開始し、一時150円28銭まで下落した。午後には150円40銭まで値を戻し、結局は1銭高の150円38銭で引けた。

  日銀はこの日、残存期間5年超10年以下と10年超を対象に国債買い入れオペを実施した。各ゾーンの買い入れ額は前回から据え置かれた。応札倍率が5-10年は3.44倍、10-25年は2.46倍、25年超が2.90倍と、それぞれ前回から低下し、売り圧力が低下していることが示された。

●ドル全面安、米政府機関閉鎖リスクを警戒-110円台後半

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  東京外国為替市場では、ドルが主要通貨に対してほぼ全面安となった。米国の暫定予算の失効期限が迫る中、連邦政府機関の閉鎖リスクが警戒され、ドルが売られた。

  午後3時52分現在のドルは主要10通貨のうち、この日発表のあった経済指標が振るわなかったニュージランドドルを除くほぼ全ての通貨に対して下落。ドル・円相場は前日比0.3%安の1ドル=110円83銭で推移している。米下院での新たな暫定予算案可決を受けて111円13銭まで戻す場面も見られたが、上値は重く、午後には一時110円79銭まで値を切り下げた。

  外為どっとコム総研の神田卓也取締役調査部長は、「過去の米連邦政府機関閉鎖を考えてもそれほど大きな影響があったケースはないし、マーケットもかなり慣れていると思うので、その意味ではドルを押し下げるという影響はそれほど強くはない」と指摘。もっとも、「目先気になる材料であることは確かで、ドルロングを手じまう理由にはなっている」と話した。

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