アラムコCEO:今年下期のIPO準備整う-上場先は政府が決定

  • サウジ政府による上場先の決定を待っている-ナセル氏
  • 海外での上場先候補リストはない-ナセル氏

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは今年下期(7-12月)に新規株式公開(IPO)を実施する準備が整っており、政府による上場先の決定を待っている、とアミン・ナセル最高経営責任者(CEO)が語った。

  ナセルCEOはサウジ東部ダーランにあるアラムコ本社で18日、株式の上場先を決めるのはわれわれではなく政府だ、と語った。選択肢の一つとして、株式を国内で公開した後で海外に上場することが検討されているという。同CEOによると、上場先取引所の候補リストはなく、銀行の役割を決めるための協議が続いている。

アミン・ナセルCEO

写真:Jason Alden / Bloomberg

  ナセルCEOは「今年下期のIPOの準備は整っている」と述べ、「国内外で同時上場は可能だが、それはわれわれが判断することではない。当社は政府から上場先の報告を待っており、そこに向けて準備する」と述べた。

  アラムコのIPOを巡っては、ロンドンやニューヨーク、香港、シンガポール、東京、トロントなど世界の取引所が関心を示している。IPOの幹事獲得に向けて銀行間の競争も激化。事情に詳しい複数の関係者は今月、アラムコはゴールドマン・サックス・グループシティグループHSBCホールディングス、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーを含む銀行を起用する見通しと語った。
       
原題:Aramco CEO Says Ready for IPO as Listing Venues Up in Air (3)(抜粋)

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