アイカーン氏:米ゼロックスに富士フイルムとの合弁再交渉求める

  • 契約修正に向けて再交渉するか合弁を解消すべきだと主張
  • 富士フイルムとの合弁合意の詳細開示も求める

アクティビスト(物言う株主)のカール・アイカーン氏は18日、不適切会計が発覚した富士ゼロックスについて、米ゼロックスが富士フイルムホールディングスとの合弁契約の修正に向けて再交渉するか合弁を解消すべきだと主張した。

  アイカーン氏は株主宛ての書簡で、「われわれはゼロックスにとってより好ましいものとなるよう合弁契約の再交渉を当然ながら望んでいる」と説明。「これはかなり前にされるべきことだった。現在の経営陣にそうする能力がないことは自明だ」と述べた。

  アイカーン氏は米ゼロックスの株式を9.7%保有する筆頭株主。現在の取締役会に変更を行う能力がないか、その意志がないのであれば、メンバーを入れ替えるべきだとした。また、富士フイルムとの合弁合意の詳細を開示するよう求め、このパートナーシップについて戦略的選択肢を探るよう促した。

  アイカーン氏は「ゼロックス株主のために長期的な価値を創造する上で合弁が邪魔になるのであれば、完全に解消することが選択肢であるべきだとわれわれは考える」とした。

  米ゼロックスは、アイカーン氏の書簡については認識しているとし、取締役会と経営陣が株主価値の創造に集中しており、この目標を達成するための行動を取り続けるとコメントした。

  米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、ゼロックスは富士フイルムと取引の可能性について交渉中だと報じたことについて、アイカーン氏は、ゼロックスが最高経営責任者(CEO)を現職のジェフリー・ジェイコブソン氏から交代させるまでは、何ら交渉すべきではないとし、「取引が理にかない、ゼロックス株主のために価値を増大させるものであれば、われわれは筆頭株主として当然賛成する」とした。

原題:Icahn Says Xerox Should Scrap or Revise Fuji Joint Venture (1)(抜粋)

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