【米国株・国債・商品】主要株価指数は反落-米国債も値下がり

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A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

18日の米株式相場は下落。前日は終値ベースで最高値を更新していたが、この日は反落した。米国債市場では10年債利回りが上昇し、3月以降で初めて2.6%を上回った。

  • 米国株は反落-不動産やエネルギー関連が安い
  • 米国債は下落-10年債利回りは3月以降で初めて2.6%上回る
  • NY原油は下げ埋める、クッシングの在庫が大幅減少
  • NY金はスポット相場が小幅高、ドル下落で

  主要株価指数は大半が下落。不動産やエネルギー、家庭用品メーカーが特に値下がりした。一方、政府機関閉鎖の可能性が高まったとの観測が広がる中で米国債利回りは上昇した。このほか、アップルが国外に滞留させている巨額の資金を本国に戻すのに伴い約380億ドル(約4兆2000億円)の税金支払いを見込んでいると発表したことで、同社がこの税支払いのために米国債を一部売却する可能性があるとの見方も米国債相場には重しとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2798.03。ダウ工業株30種平均は97.84ドル(0.4%)下げて26017.81ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満下げて7296.05。ニューヨーク時間午後4時56分現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.63%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は下げを埋めた。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫減少幅が過去最大となり、米原油在庫は全体で9週連続の減少となったことが、エネルギー情報局(EIA)の統計で明らかになった。一方で生産は増加したことから、相場は伸び悩んだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比2セント安の1バレル=63.95ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は7セント下げて69.31ドル。

  ニューヨーク金相場では、スポットが小幅上昇。ドルが3年ぶり安値に向かって再び下げたことが手掛かり。ニューヨーク時間午後2時43分現在、金スポット相場は前日比0.1%高の1オンス=1328.23ドル。一時は0.2%下落する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.9%安の1327.20ドルで終了した。

  ウェルズ・ファーゴの株式戦略責任者、クリス・ハービー氏はブルームバーグテレビジョンで、「(政府機関閉鎖の問題を巡る議会の動きは)一進一退を繰り返しており、うんざりさせられる」とし、「結局のところ、資本市場にはあまり影響しないと思う。過去にもあったことで、大した問題ではない」と述べた。

原題:U.S. Stocks Can’t Hold Gains After Hitting Records: Markets Wrap(抜粋)
Glut Fears Thwart Oil Rebound After Record Draw From Storage Hub
PRECIOUS: Gold Edges Higher as Dollar Falls Toward 3-Year Low

(チャートと市場関係者のコメントを追加し、更新します.)
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