1月18日の海外株式・債券・為替・商品市場

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欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドルが下落、米連邦政府機関閉鎖リスクを意識

  18日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要10通貨の全てに対し下落。ドル指数は、米政府機関の閉鎖を回避する暫定予算法案の行方が不透明な中、関連発言が伝わるのに合わせて浮動した。米国時間を通して前日比マイナス圏にとどまった。

  ドル指数は前日比で0.3%下げる場面があったが、その後は下げ幅を縮小。前日に付けた3年ぶり低水準の近くでの推移が続いた。投資家の注目は引き続き、米連邦政府機関の閉鎖を回避するための取り組みに集まった。1カ月の短期的な政府資金を供与する法案への支持が不足していることから、上院共和党議員の数人は5日間のみの資金を賄う案を推し進めている。

  ニューヨーク時間午後4時30分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%低下。ユーロは対ドルで0.4%上げて1ユーロ=1.2239ドル。ドルは円に対し0.2%安の1ドル=111円07銭。
  
  この日ユーロは対ドルで上昇し、1.2265ドルで日中高値を付けた。投資家はこの日も欧州中央銀行(ECB)関係者の発言に注目していたが、ECB政策委員会メンバーのバイトマン独連銀総裁は為替に関し一切コメントしなかった。

  ドルは対円で小幅安。朝方には110円70銭まで下げる場面があった。

欧州時間の取引

  ユーロがアジア時間での下げから上昇に転じ、1ユーロ=1.22ドルを突破。引き続き強い押し目買い需要が見られた。一方、ドル指数は早い時間、米議会が政府機関の閉鎖を回避できるとの観測を受けて上昇した。
原題:Dollar Declines as Market Focuses on Risk of Government Shutdown(抜粋)
Euro Rebounds on Fresh Demand as Dollar Steadies Off Day’s Highs(抜粋)

◎米国株・国債・商品:主要株価指数は反落-米国債も値下がり

  18日の米株式相場は下落。前日は終値ベースで最高値を更新していたが、この日は反落した。米国債市場では10年債利回りが上昇し、3月以降で初めて2.6%を上回った。

  • 米国株は反落-不動産やエネルギー関連が安い
  • 米国債は下落-10年債利回りは3月以降で初めて2.6%上回る
  • NY原油は下げ埋める、クッシングの在庫が大幅減少
  • NY金はスポット相場が小幅高、ドル下落で

  主要株価指数は大半が下落。不動産やエネルギー、家庭用品メーカーが特に値下がりした。一方、政府機関閉鎖の可能性が高まったとの観測が広がる中で米国債利回りは上昇した。このほか、アップルが国外に滞留させている巨額の資金を本国に戻すのに伴い約380億ドル(約4兆2000億円)の税金支払いを見込んでいると発表したことで、同社がこの税支払いのために米国債を一部売却する可能性があるとの見方も米国債相場には重しとなった。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%安の2798.03。ダウ工業株30種平均は97.84ドル(0.4%)下げて26017.81ドル。ナスダック総合指数は0.1%未満下げて7296.05。ニューヨーク時間午後4時56分現在、10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.63%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は下げを埋めた。米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫減少幅が過去最大となり、米原油在庫は全体で9週連続の減少となったことが、エネルギー情報局(EIA)の統計で明らかになった。一方で生産は増加したことから、相場は伸び悩んだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は前日比2セント安の1バレル=63.95ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は7セント下げて69.31ドル。

  ニューヨーク金相場では、スポットが小幅上昇。ドルが3年ぶり安値に向かって再び下げたことが手掛かり。ニューヨーク時間午後2時43分現在、金スポット相場は前日比0.1%高の1オンス=1328.23ドル。一時は0.2%下落する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は0.9%安の1327.20ドルで終了した。

  ウェルズ・ファーゴの株式戦略責任者、クリス・ハービー氏はブルームバーグテレビジョンで、「(政府機関閉鎖の問題を巡る議会の動きは)一進一退を繰り返しており、うんざりさせられる」とし、「結局のところ、資本市場にはあまり影響しないと思う。過去にもあったことで、大した問題ではない」と述べた。
原題:U.S. Stocks Can’t Hold Gains After Hitting Records: Markets Wrap(抜粋)
Glut Fears Thwart Oil Rebound After Record Draw From Storage Hub
PRECIOUS: Gold Edges Higher as Dollar Falls Toward 3-Year Low

◎欧州株:上昇、中国の成長加速で欧州経済への波及を楽観

  18日の欧州株式相場は、指標のストックス600指数が上昇。中国の 経済成長率が2010年以降で初めて通年で加速し、欧州経済の見通しを支 えるとの楽観から買いが入った。
  ストックス600指数は前日比0.2%高の398.73。業種別19指数のう ち12業種が上昇し、化学が1.4%高。公益は0.8%安だった。

  独DAXは0.7%高、仏CAC40は変わらず、英FTSE100 は0.3%安。

  個別では、インフィニオン・テクノロジーズが5.6%高、シュタイ ンホフ・インターナショナル・ホールディングスが5.1%高。
原題:European Stocks Gain as China Economic Pickup Fuels Growth Bets(抜粋)

◎欧州債:周辺国債がアウトパフォーム、スペイン債入札に堅調な需要

  18日の欧州債市場では、堅調なスペイン国債の入札を経て周辺国債 が中核国債をアウトパフォームした。フランス国債の入札は平均並みだ った。
  米国10年債利回りが2.6%を上回ったことからドイツ国債も売られ たが、その後下げ幅を縮小。米国債利回りはテクニカル的に重要な水準 とみられている2017年3月に付けた2.6277%を超えずに踏みとどまった。ドイツ国債先物3月限は25ティック低下の160.57。

  スペイン国債の入札は難なく消化された。5年債に対する需要がと りわけ強まったほか、発行された各年限で十分な応札があった。

  スペイン債は長期債も堅調。30年債利回りは4ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)低下の2.7%。10年債のドイツ債とのスプレッドは2015年3月以降で最小。
原題:Bunds Trim Losses, Spain Leads Gains: End of Day Curves, Spreads(抜粋)

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