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モルガンS:ウェルスマネジメント手数料収入が過去最高-株高が寄与

  • ウェルスマネジメント部門の税引き前利益は4期連続で過去最高更新
  • 債券トレーディング収入は45%減の8億800万ドルに落ち込む

記録的株高はモルガン・スタンレーに恩恵をもたらした。S&P500種株価指数が高値更新を繰り返す中、同社のウェルスマネジメント手数料収入も過去最高を記録した。危機中にシティグループから買い取ったスミスバーニーのブローカー事業を中心に据えた戦略が奏功し、ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)の2017年の利益率目標を達成した。

  同社は富裕層顧客を預かり資産額に応じて課金する手数料方式の口座に移してきた。このため、相場上昇に伴い同社の収入も増えた。ウェルスマネジメント部門の収入は2013年以降のどの時点よりもインスティチューショナルセキュリティーズ部門に近づいた。

  ジョン・ブルーザン最高財務責任者(CFO)はインタビューで、ウェルスマネジメント事業の「業績への貢献はどんどん高まっている」と話した。

  2017年10-12月(第4四半期)は、同部門の収入増が債券トレーディング事業の落ち込みを埋めた。

  第4四半期のウェルスマネジメント収入は前年同期から10%増え44億1000万ドル。同部門の税引き前利益は4期連続で過去最高を更新した。

  一方、債券トレーディング収入は45%減の8億800万ドルと落ち込み、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想の10億3000万ドルを下回った。株式トレーディング収入は2%減の19億2000万ドル。予想は18億9000万ドルだった。

  第4四半期には米税制改革に絡み9億9000万ドルの費用を計上した。同社が見込んでいた12億5000万ドルより少なかった。2018年の実効税率は一時項目を除き22-25%と17年の31%から低下する見込み。

  純利益は前年同期比59%減の6億8600万ドル(1株当たり29セント)。税関連費用を除いた1株利益は84セントとアナリスト17人の予想の77セントを上回った。

  収入は5.3%増の95億ドル。予想平均は92億4000万ドルだった。

  通期の株主資本利益率(ROE)は9.4%と前年の7.9%から上昇。ゴーマンCEOは17年ROE目標を9―11%としていた。

Trading's Toll

Source: Company Filings

原題:Morgan Stanley Wealth-Management Fees Hit Record on Stock Rally(抜粋)
Morgan Stanley Wealth-Management Fees Climb to All-Time High (1)

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