シティ、年内にフランクフルトの新たなトレーディング拠点が稼働へ

  • 英国の強硬な離脱に備えた計画進める-シティバンク欧州CEO
  • シティ、約150人分の職をロンドンからフランクフルトに移す-関係者

米銀シティグループは英国が欧州連合(EU)と通商協定や移行期の取り決めを結べずに離脱する場合に備え、フランクフルトに新たなトレーディング拠点を設立し、年内に稼働させる計画だ。

シティバンク・ヨーロッパのズデネク・トゥレクCEO

Photographer: Akos Stiller/Bloomberg

  シティバンク・ヨーロッパの最高経営責任者(CEO)を務めるズデネク・トゥレク氏はウィーンでインタビューに応じ、2019年3月に英国がEUを離脱するのに間に合うよう欧州顧客の一部の投資活動をロンドンからフランクフルトに移すことについて、ドイツの規制当局と協議していると明らかにした。事情に詳しい関係者によると、シティは約150人分の職をフランクフルトの新拠点に移す計画で、その多くは現地で採用する。

  トゥレク氏は「移行期間が全く設定されないことも想定している。従って、準備しておく必要がある」と指摘。「顧客が現在欧州でシティと行っている取引を、同じポートフォリオで混乱なく続けられると保証したい」と述べた。

  シティグループはフランクフルトに現在350人前後の従業員を抱える。

原題:Citigroup’s Post-Brexit Trading Hub to Be Operational This Year(抜粋)

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