ネスレ、日本のバレンタインさらに甘く-新色ルビーチョコ世界初投入

  • バリー・カレボーと提携、キットカットの専門店やネットで販売
  • 80年ぶりの天然の新色チョコ、19-25日は数量限定で販売

スイスのネスレはチョコレートで約80年ぶりの天然の新色、ルビーチョコレートを原料にした「キットカット」を発売し、日本のバレンタインデーをさらに甘美なものとする。同社はルビーチョコを使用した初の製品投入先として、チョコ人気で世界屈指の日本を選んだ。今月19-25日の期間中は数量限定で販売する。

Ruby-chocolate KitKats, produced by Nestle SA, are displayed during a media event in Tokyo, Japan, on Thursday, Jan. 18, 2018.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  ネスレはルビーチョコを開発したチューリヒを拠点とする企業バリー・カレボーと提携し、酸味と甘さを兼ね備える自然なベリー風味のピンク色がかった画期的製品を半年間独占販売する権利を得た。ネスレはルビーチョコを使用した製品を2月14日のバレンタインデー前にチョコ愛好家に届けられるよう、日本と韓国の専門店「キットカット・ショコラトリー」で発売し、オンライン販売も始める。

  日本で販売されているキットカットは以前から色やフレーバーが多数あり、ワサビや北海道のメロンなど風変わりな味は日本人や訪日客を引き付けているが、今回発売するルビーチョコを使用した商品は、バリー・カレボーが昨年9月にこの天然の画期的新色を発表して以来初めての商品化となる。

  ネスレの製菓担当グローバル責任者、サンドラ・マルティネス氏はインタビューで「日本は多種多様なフレーバーの開発でキットカットを象徴的な商品にした市場だ」と指摘。「このため日本はこのニュースに理想的な市場であり、キットカットはモダンでミレニアル世代にもうまく結びつくブランドだ。だからルビーチョコを世界で初めて投入するにふさわしいブランドだ」と語った。

  ユーロモニター・インターナショナルによると、日本のチョコレート菓子市場は50億ドル(約5560億円)とアジア最大。キットカットの販売市場としても屈指の規模で十分な需要があることから、ネスレは昨年夏にキットカットの国内製造工場を26年ぶりに新設した。

Asia's Sweet Tooth

Japan leads Asia's chocolate confectionery market

Source: Euromonitor International

原題:Nestle Debuts Natural Ruby Chocolate in KitKat-Crazed Japan(抜粋)

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